現代詩

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西行論 (講談社文芸文庫)
17年前に買って、全く理解できなかった。処分を前に再度読んでみたが、全く歯が立たなかった。 普通の一般教養人では、何が議論になっているか、何を議論しようとしているのかすら理解できないというのが正......
吉本隆明代表詩選
何十年ぶりかで「固有時との対話」を読んだ。〈神は何処へいつた こんな真昼間〉。──編者による討議のなかで高橋が「小林秀雄は詩を書かず、中原中也は詩に専念する。そこにある種のバランスができたわけです......
詩学叙説
言葉の表現様式の変遷の歴史を、作者の特性より言語の様式の普遍性の面から見極めようという、散文についての方法論『言語にとって美とはなにか』の、詩作品版の試み。 タイトルの最近の二論文は、七・五調の......
宮沢賢治
一番興味を持ったのは「擬音語」を一種の普遍言語として解するという視点だ。賢治のエスペラントへの関心も同じ意味づけが出来る。賢治の視線は普通の無意識より深い、という著者の視点は私にはよく分からないが......
源実朝
吉本隆明は太宰治の「右大臣実朝」と小林秀雄の「実朝」から大きな影響を受けたと告白している。私も実朝は大好きなのでこれらの作品は熟読したものだ。小林の実朝像が国語という大河の流れの中に浮かぶ美しい詩......
寺山修司青春歌集 (角川文庫)
「短歌」「和歌」というと、曖昧模糊とした色彩で、浮世離れした貴族や 文人の繰り広げる一般人には無縁な世界と思われがちであるが、本書に 収録されている寺山の短歌はフランス象徴主義を彷彿とさせる強烈な......
寺山修司少女詩集 (角川文庫)
地平線、一本の黒髪、海、僕のマリー、彼の中に、私は彼を見た。 退廃的かと思えば、寺山修司は少女のようでもある。 読んだ瞬間に、「なんて可愛らしい小父様かしら」と、 本気で思った。 私......
寺山修司幻想劇集 (平凡社ライブラリー)
寺山修司氏は唐十郎氏とともにアングラ世代の兆児であり、その幻想性あふれたイメージのコラージュと土着性あふれるアバンギャルド性は映画(ビデオ)の「田園に死す」を見れば、明かであろう。きわどい世界なので......
寺山修司の俳句入門 (光文社文庫)
解説によると寺山修司全集は出版社が二の足を踏んで頓挫したとか。それは多数のジャンルにわたって広汎な活躍をした著者だけにターゲットを絞りきれないという理由だとか。確か生前、寺山は職業は何と問われて、自......
寺山修司詩集 (ハルキ文庫)
時には母のない子のように・だまって海を・見つめていたい時には母のない子のように・ひとりで旅に・でてみたい(本詩集「故郷の母のことを思い出したら」より)この詩は私の好きな詩の一つです。この短い詩の中か......
ひとりぼっちのあなたに・さよならの城・はだしの恋唄 (For Ladies)
この復刻版は、全くもって笑えて泣けて。 多感な少女期の方は、もちろん、しばらく恋を休んでいる人。 恋が悲しみになっている人。 すべての人への処方せんであります。 読んだ人へのイメージを膨らませて、や......
海に霧―寺山修司短歌俳句集 (集英社文庫)
「15歳から18歳までの3年間、私は俳句少年であり、他のどんな文学形式よりも17音の俳句に熱中していた」(第一句集『花粉航海』所収「手稿」) 寺山修司が、散文形式より以前に短詩形文芸に〈魂の故郷〉......
吉増剛造詩集 (ハルキ文庫)
言葉に殴られます。打ちのめされます。 どうしようもないです。涙が出てきます。...
中原中也 悲しみからはじまる (理想の教室)
理想の教室シリーズの内の1冊ですが、確かにこういう授業だと面白いと思います。 天才詩人中原中也の人生を小林秀雄等との交友関係や恋人との関係等をたどりながら、草稿の推敲の跡を緻密に考察しています。......
在りし日の歌―中原中也詩集 (角川文庫―角川文庫クラシックス)
二泊三日の韓国旅行をして帰ったその日、一番『日本』を感じたのは、三日ぶりに見る風景でもなければ賑やかしいTVでもなかった。喫茶店で開いた中也の詩集であった。「森の中では死んだ子が/蛍のようにしゃがん......
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